私は高校卒業後、専門学校で建築系の分野を幅広く学びました。教育課程が幅広いだけに進路の選択肢が多く、進む道を迷っていましたが、「建築施工管理」であれば、建築工事の全体を俯瞰することができ、幅広い教育課程を生かすことができるのではないか、と考え、この道に進むことにしました。

 

　工事部工事課で、特別養護老人ホーム増築工事の施工管理などを経て、現在病院改修工事の施工管理を担当しています。

 

　入社１年目の後半より、特別養護老人ホーム増築工事に携わりました。この工事案件については、工期がタイトであり、収支状況も厳しい状況であることから、施工管理能力が試される案件となりました。そうは言っても、自分は入社１年目であり、この難しい状況をどのように乗り越えていくのか不透明感が漂っていました。

　しかし、今次案件に携わった担当の上司は、当社のノウハウを発揮することのできる経験豊富な方であり、頼りになる先輩でした。困難な状況であっても冷静な観察力と予測力を持ち合わせていて、かつ、段取り能力と豊かな発想力（工夫）を目の当たりにし、学ぶことがとても多い案件となりました。

 

　音楽鑑賞やスポーツなどの趣味や資格取得に向けた学習に時間を費やしています。田村工務店は、独自の【リフレッシュ規程】や【カフェテリアプラン規程】に基づき、社員の趣味や資格取得などの学習にかかる費用を支援しているので、私もこの制度を活用し、休日を楽しく充実させることができています。これらの制度のおかげで、自分の財産形成を着実に実施しながら、余暇を充実させることができるので、大変ありがたいです。

 

　入社するまであまり気にしていませんでしたが、入社して初めて、田村工務店が1世紀以上も事業を展開することができている理由について、少しずつ分かるようになりました。それは、田村工務店が「全社員の物心両面の幸せ」を経営理念として掲げていることに由来するものなのだろうと感じています。

　色々な形で、私のような若手社員も手厚くサポートしてくれる「田村工務店」。そんな当社で、「地図」や人の「記憶」に残る建物を、一緒につくってみませんか？